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台湾の、マイクロプロセッサーのデザインハウス。ファブレスでICの設計を専門に行なう。
1999(平成11)年に、National SemiconductorからCyrix、続いてIDTからCentaur Technologyを買収した。双方とも、x86互換プロセッサーを作っていたメーカーである。これ以降、VIAはマイクロプロセッサー事業に本格参入した。
2000(平成12)年2月、VIA Cyrix設計、National Semiconductor製造によるVIA Cyrix Ⅲが発表された。
2000(平成12)年に、グラフィックスチップメーカーのS3からグラフィックス部門を買収し、更にオーディオチップメーカーのIC Ensemble Incを買収した。これによって、チップセット事業に本格参入した。
かつてはIntel CPU向けのチップセットを作っていた。安価だが何かと問題が多く、ごく一部のマニア以外には人気が無かった。例えば当時、USBは単にコネクターが付いているだけ、とも言わしめるほど質が悪く、ユーザーを悩ませたりもした。
結果、2008(平成20)年、ついにIntelやAMD向けチップセットビジネスから撤退することを発表した。
この時点で、Intel CPU向けチップセットはほぼIntelの寡占状態となり、またAMD向けのチップセットもNVIDIAとAMD(旧ATI)が主流で、もはや巻き返す余地がないと判断されたと見られる。
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