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台湾VIA Technologiesが2000(平成12)年2月22日に発表した低価格パソコン向けSocket 370用プロセッサー。コードネーム "Samuel" (サミュエル)。
VIAが米National SemiconductorからCyrixのx86部門を買収し、開発を続けた結果として初めてリリースされたプロセッサーで、このCPUはVIAに買収されたCentaur Technologyが開発したもの。IDTのWinChip C6シリーズの後継になる。
つまり、Cyrixの名はあるが、旧Cyrixが開発したものではない。旧Cyrixも "Joshua" という名で開発を行なっていた。だがVIA Technologiesはこれを中止にしCyrixを飼い殺しにした上で、中身はWinChipではあるがネームバリュー的に価値の高かった "Cyrix" の名を使用した。当然ながら、Cyrixを愛していた人たちはVIA製品の不買運動を始めることになる。
0.18µmルールで製造され、64Kiバイトの1次キャッシュ、256Kiバイトの2次キャッシュを搭載する。FSBクロックは66/100/133MHzに対応し、拡張命令として3DNow!を搭載する。
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