Red Hat Enterprise Linux

業務指向のLinuxであり、Red Hat Linuxの頃から商用アプリケーションも比較的多くリリースされている。

そのため、海外ではMicrosoft Windowsの代わりに利用している例も多い。セキュリティなどに対する対応も熱心で、その点もWindowsに対するアドバンテージとなっているらしい。

商品なので当然有償だが、無償で利用できる、RHEL互換を標榜するOSもある。

• CentOS: RHEL互換をフリーで目指すもの
• Scientific Linux(旧称Fermi Linux): 米国Fermi国立研究所(FNAL)によるもの
• StartCom Linux: RHEL 5をベースとするRHEL互換
• White Box Enterprise Linux: いわゆるRHEL互換品のひとつ

Red Hat Enterprise Linuxの初版は2.1である。1相当は、Red Hat Linux 6.2Eが対応すると見られる。

バージョン4.5からは、Updateという表記に代えて小数でのバージョン表記も始まったが、相変わらず初版については6.0のような表記はされていない。

• Red Hat Enterprise Linux 2.1 AS (Pensacola)
  • 初版 ‐ 2002(平成14)年3月26日
  • Update 1 ‐ 2003(平成15)年Q1
  • Update 2 ‐ 2003(平成15)年5月
  • Update 3 ‐ 2003(平成15)年
  • Update 4 ‐ 2004(平成16)年
  • Update 5 ‐ 2004(平成16)年
  • Update 6 ‐ 2004(平成16)年
  • Update 7 ‐ 2005(平成17)年
• Red Hat Enterprise Linux 2.1 ES (Panama)
  • 初版 ‐ 2003(平成15)年5月
• Red Hat Enterprise Linux 3 (Taroon) (Linux 2.4.21)
  • 初版 ‐ 2003(平成15)年10月22日
  • Update 1 ‐ 2004(平成16)年1月16日
  • Update 2 ‐ 2004(平成16)年5月18日
  • Update 3 ‐ 2004(平成16)年9月3日
  • Update 4 ‐ 2004(平成16)年12月21日
  • Update 5 ‐ 2005(平成17)年5月20日
  • Update 6 ‐ 2005(平成17)年9月28日
  • Update 7 ‐ 2006(平成18)年3月15日
  • Update 8 ‐ 2006(平成18)年7月20日
  • Update 9 ‐ 2007(平成19)年6月15日
• Red Hat Enterprise Linux 4 (Nahant) (Linux 2.6.9)
  • 初版 ‐ 2005(平成17)年2月15日
  • 4.1 ‐ 2005(平成17)年6月9日
  • 4.2 ‐ 2005(平成17)年10月5日
  • 4.3 ‐ 2006(平成18)年3月7日
  • 4.4 ‐ 2006(平成18)年8月11日
  • 4.5 ‐ 2007(平成19)年5月1日
  • 4.6 ‐ 2007(平成19)年11月15日
  • 4.7 ‐ 2008(平成20)年7月24日
  • 4.8 ‐ 2009(平成21)年5月18日
  • 4.9 ‐ 2011(平成23)年2月16日
• Red Hat Enterprise Linux 5 (Tikanga) (Linux 2.6.18)
  • 初版 ‐ 2007(平成19)年3月14日
  • 5.1 ‐ 2007(平成19)年11月7日
  • 5.2 ‐ 2008(平成20)年5月21日
  • 5.3 ‐ 2009(平成21)年1月20日
  • 5.4 ‐ 2009(平成21)年9月2日
  • 5.5 ‐ 2010(平成22)年3月30日
  • 5.6 ‐ 2011(平成23)年1月12日
  • 5.7 ‐ 2011(平成23)年7月21日
• Red Hat Enterprise Linux 6 (Santiago) (Linux 2.6.32)
  • 初版 ‐ 2010(平成22)年11月10日
  • 6.1 ‐ 2011(平成23)年5月19日
  • 6.2 ‐ 2011(平成23)年12月6日