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NECのパソコンの一つ。PC-8800シリーズとPC-9800シリーズの両方のソフトウェアを利用できることをウリとしたPC-9800シリーズの一機種。
定価298,000円(本体のみ)。CPUはμPD70116-10(V30)10MHz(98モード)、μPD70008(Z80H互換)8MHz(88モード)。
88モードでは8ビット機のPC-8801MH相当(公称はPC-8801MA2相当)、98モードでは16ビット機のPC-9801VM11相当となる。但しスイッチ切り換えで使用し、両方のソフトを同時に動かすことはできない。
88モードはMA2相当とされたが、PC-98DOはPC-8801MA以降で強化された、いわゆる "サウンドボード2" (ステレオサウンド機能やADPCM)に標準対応していない。従って、実際はMAの前の機種であるPC-8801MH相当と考えられる。
98モードはPC-9801VM11相当である。当時としてもV30は力不足で、とても実用的とは言い難いものがあった。
つまり88・98どちらを取っても最新から一歩引いた、悪くいえば中途半端な仕様のマシンであったが、88→98へのユーザーの移行に貢献することが期待されたマシンであった。半端だが人気は密かにあったようで、後継機種のPC-98DO+も発売された。後継のPC-98DO+はV33を採用し、80286相当のパワーに改良されている。
似たような機種にPC-88VAシリーズがあるが、PC-98DOではPC-88VAシリーズの失敗の改善が施されている。PC-88VAシリーズではテクスト文字がPC-9801に近い8×16ドット表示となるが、ここから想像できるように、CRTCはPC-9801に近い仕様でありPC-8801mkⅡSRとは異なる。このため、CRTCを操作する88のゲーム類がうまく動作しないという憂き目にあった。そこでPC-98DOでは、CRTCはPC-8801mkⅡSRシリーズと互換性のあるものを採用し、88のソフトも問題なく動作するようにしてある。
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