ファイルの圧縮とアーカイブを行なうソフトウェアの一つ。
LHAの元となったファイル圧縮機能付きのアーカイバーで、LHAの作者、吉崎栄泰により作られた。
これによりLZSS+Huffman(LZHUF)によるファイル圧縮を実用化したことになる。
LHarc/LHAの用語にして「-lh1-」と呼ばれるLHarcの圧縮方法は、前段に二分木を用いた12ビットLZSSを用い、後段に動的ハフマン符号を用いている。
圧縮率は当時としてはかなり良質の部類に入ったが、動的ハフマン符号のツリーの更新に時間が掛かったり、巨大ファイルでは静的Huffmanより圧縮率が落ちるなどの欠点があった。
この「-lh1-」の欠点の克服として、後段に静的ハフマン符号を用いたものが開発された。
-lh3-以降が静的ハフマンであり、LHarcの後継「LHA」で一般的な-lh5-も同様である。
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