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Webブラウザーの開発元により結成されたWHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)が定義したHTMLの仕様。HTML5の後継であり、現在のHTMLの仕様である。
元々は、WHATWGが策定したHTML仕様をW3CがHTML5として発表していた。
しかしW3Cは標準化団体であり、頻繁な仕様の更新は嫌う。一方でWebブラウザーの業界団体であるWHATWGはユーザーに魅力ある新技術を提供すべく頻繁な更新を臨んでいた。
このためWHATWGはHTML Living Standardとして新機能を作り、実装し、後からそれをW3CがHTML5に取り入れるというダブルスタンダード状態となっていた。この乖離は大きく、しかもW3CもW3Cとしての仕様策定を試みてHTMLの仕様が分裂するものの、Webブラウザーの開発元はW3Cが独自に策定した仕様は導入しなかったため存在価値は全くなかった。
最終的に2019(令和元)年5月28日、W3CとWHATWGはHTMLとDOMの仕様はWHATWGのもののみとし、今後W3CはHTMLとDOMの標準の策定をしないことで合意した。そしてそれから1年半後の2021(令和3)年1月28日にW3Cはこれまで策定してきた全てのHTML、XHTML、DOMの仕様を廃止した。これによりHTMLに関する仕様はWHATWGの規格に統一されている。
W3CのHTML(やXHTMLなど)の仕様にはバージョンというものがある。
W3Cは標準化団体なので、節目ごとに仕様をまとめて標準規格として公開する。
一方、業界団体であるWHATWGは実装が全てであり、日々新しい仕様を更新したWebブラウザーにて提供している。従って明確なバージョンというものはなく曖昧である。強いて言えば製品としてリリースした日付がバージョンといえるが、現実のHTML Living Standardはそういったバージョン管理もしていない。
HTMLとともに動的なWebサイトを作るのに欠かせないDOMも、WHATWGによりDOM Living Standardとして定義している。
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