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UNIXとX Window Systemにおいての新しいGUIデスクトップ環境を構築するプロジェクト、およびそのプロジェクトで作られた統合デスクトップ環境のこと。
GNOMEとは「GNUネットワークオブジェクトモデル環境」の略で、CORBAによる分散オブジェクトネットワークシステムを持っている。
現在、GNOMEの開発は、Red Hat社の助成による数人のプログラマーと、数多くのボランティアによって行なわれているとされる。
Red Hat LinuxやTurbolinuxはじめ、様々なLinuxディストリビューションで採用されている。
GNOMEはKDEより後発で、KDEに触発されMiguel de Icazaらにより開発が開始された。
マイナーバージョン番号が偶数であるのが通常の使用に供するバージョンであり、奇数であるのが開発中の評価版である。
GNOME 2系までは、Windowsに似たインターフェイスを持っており、このデスクトップ環境は「GNOME パネル」と呼ばれていた。Windowsに似てはいるが、左上のアイコンをダブルクリックしてもアプリケーションが終了しないなど様々な差異があり、それが使いにくさへと繋がっている点が問題であった。
GNOME パネルはGNOME 3系でも使えないことはないが、標準は後述するGNOME Shellに置き換えられている。
GNOME 3.0から、ユーザーインターフェイスをWindows風からOS X風に舵を切った。これは「GNOME Shell」と呼ばれている。
タスクバーは画面の上にある。画面の左にアクティビティ、画面の右に通知メニューなどが配置されている。
Ubuntu 10.04+GNOME 2.30では、次のようなスクリーンセーバーのテーマが標準でインストールされていた。
GNOME 2には「設定エディタ」(gconf-editor)と呼ばれるシステムツールがあり、これはWindowsのレジストリ エディターと同様の目的をもったソフトウェアである。
Ubuntu 10.04などでは、危険なため標準では表示されないが、システム→設定→メイン・メニューでメイン・メニューの設定画面を表示し、左のツリー中にある、アプリケーション→システムツールを選び、右ペイン中の設定エディタをクリックしてチェックをつける(動作がかなり遅いので注意)と、アプリケーションのメニューに表示されるようになる。
なお、Ubuntu 12.04(Unity環境)などでは初期状態でインストールされていないため、必要ならインストール作業が必要である。具体的には、左側にある「Ubuntuソフトウェアセンター」を選び、右上の検索欄に「gconf-editor」と入力する。すると「設定エディター」が表示されるため、これをインストールすればよい。
各情報要素は「キー」と呼ばれており、ルートには、/apps /desktop /schemas /system の4種類が標準で存在する。
例えば、この設定を書き換えれば、GNOMEのウィンドウマネージャMetacityの標準テーマAmbianceの設定では左上にあって使いにくい最小化・最大化・閉じるのボタンを、Windowsと同様に右上に移動することもできる。
この設定の場所は /apps/metacity/general/button_layout で、標準で「close,minimize,maximize:」だが、これを「menu:minimize,maximize,close」とするとWindowsと同様になる。
但し、左上のメニューアイコンをダブルクリックしてもウィンドウは閉じない。そのような機能が存在しないためである。
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