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仮想記憶を実現するためのディスク上の領域として使われるファイルの一つ。
Windows 9x系ではスワップファイルと呼ばれていたが、Windows NT系では「ページング ファイル」と呼ばれるようになった(間に空白を含んでいるのが特徴的)。
この呼称はWindows XPまで使われ、Windows Vista以降はingを略して「ページ ファイル」と呼ぶようになった。
Windowsにおいては、Windows 3.0の386エンハンスドモード以降で、初めて仮想記憶機能に対応した。
ただこの頃は、ファイルではあったがハードディスクドライブ中の連続した領域を確保する必要があり、実際に普通のファイルとなったのはWindows 95およびWindows NT以降である。
| オペレーティングシステム | ファイル名 | 
|---|---|
| Windows 3.x | C:\WINDOWS\386PART.PAR | 
| Windows 95、98、Me | C:\WIN386.SWP | 
| Windows NT、2000、XP、Vista、7、8 | C:\pagefile.sys | 
x86も、32ビット化されて以降はCPUの機能を使って、ソフトウェアで仮想記憶を実現することが可能となった。
仮想記憶とは、簡単には、実際の半導体メモリーをアドレッシングするための物理的なアドレスの他に仮想的なアドレスを用意し、OSは搭載されているRAMの容量を見ながら、使用していないRAM上の領域をディスクドライブに移動(スワップアウト)し、再び必要になった時に再びメモリーに取り出す(スワップイン)、という作業をする技術である。
通常は、起動ドライブ(C:)のルートディレクトリに「C:\pagefile.sys」として置かれる。これは初期の頃から64ビット版Windows 7まで、共通である。但しこのファイルはシステムファイル属性と隠しファイル属性が付いているため、通常は見えないようになっている。
このパスは実際には可変で、レジストリの、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PagingFilesに書かれている。
C:\pagefile.sys 2046 4092
2046と4092はページング ファイルの最小/最大値である。
このPagingFilesの項目を削除し再起動するとページング ファイルが0となるが、危険なので人柱以外はやらないように。
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