ダブルクリック

読み:ダブルクリック
品詞:さ変名詞

マウスなどのポインティングデバイスで、二度連続して「かちかち」とボタンを押すこと。

目次

初期のGUIではよく使われていたが、障害者(障礙者)や老人には難しい操作だと言われていた。

そして最近では、ダブルクリックというインターフェイス自体、廃れつつある。

Web系のアプリケーションでは、ポイントするだけで選択、シングルクリックで実行、という操作性が一般化した。このため、あまりダブルクリックが使われなくなってきた。

操作性の困難だけではなく、技術的にも様々な困難があった。

指先の震えやスイッチのチャタリングの解決といったハードウェア的な問題から、一回目と二回目のボタンを押す時間を計測するソフトウェア的な処理の問題までがある。

理想的なインターフェイスでは、一定時間内の連続クリックは一回としてみなす方が誤操作回避という点で望ましいが、ダブルクリックというインターフェイスが存在すると、このような機構の提供が難しくなる。

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