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特権を持つユーザーのこと。
システム的に最も偉く、何の制限も受けずに全ての機能を利用できる。つまり、ひとたび運用を誤れば、システムを破壊することも可能である。
非常に古い、シングルユーザー用のオペレーティングシステム(OS)、例えばMS-DOSであれば、何もしなくてもユーザーはスーパーユーザーである。
近代的なOSではユーザーにより与える権限の差をつけることで、一般ユーザーとスーパーユーザーを区別している。
UNIX系のOSではroot、Microsoft WindowsではAdministratorが相当する。
スーパーユーザーとしてシステム管理などをする職を、アドミニストレーターという。
Windowsは、元々はシングルユーザー用のOSであるMS-DOSからの流れがあり、ユーザーの概念は希薄である。
Windows NT以降であれば、一般ユーザーとAdministratorが分離されてはいるが、利用者はその自分のアカウントに対してシステムアドミニストレーター権限を与えて使うことも多くある。
パソコンやOSの設定変更のためにログインしなおすという面倒が無いが、ウイルスやトロイの木馬で簡単にシステムが破壊されてしまうという問題が、当然にして発生する。
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