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グラフィック処理を高速化するもの。
基本的な機能が本体に内蔵され、より高速なものに換装可能であったPC-9801が現役だった時代に、この表現が多様されていた。
現在のPC/AT互換機でも、基本的なグラフィック機能はチップセットに内蔵されているため、より高速なものをPCI Express等への搭載で実現するものは、グラフィックアクセラレータであると言える。
カードには、高速な画像プロセッサー(GPU)などが搭載されており、高速処理が可能である。
PC-9800シリーズの場合、EGCなどが使われていたが、640×400ドットに固定されており、また速度にも難があった。そこで、PC/AT互換機用のVGA/SVGAプロセッサーを搭載したカードが市販されていた。
映像はこのカードから出力されるため、ディスプレイはカードに接続する。しかし、このカード自体にはEGA等は搭載されていないため、標準の画像がそのままでは出力できない。
そこでこれらカードは、本体と接続する短いケーブルが添付され、本体→カードの入力、カードの出力→ディスプレイ、という接続方法を用いており、カードの機能を使用しないときは入力された映像をそのまま出力するようになっていた。
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