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Cの1世代前の先祖にあたる手続き型言語。ケン・トンプソン博士により開発された。
BはALGOL系とされている。ALGOLは、文は区切り記号で1行に複数書けるが、最後は改行で区切られるという特徴があった。つまり改行の直前に区切りの記号は必要ない。これは、現在でもBASICなどに名残を見ることができる。
しかしBは、より記述の自由度を高める選択をした。行という単位を重視せず、段下げなどにより読みやすい記述を可能とするため、文末を表わす記号を常に必要とする仕様に変更した。これが、セミコロン";"を終端記号とした始まりで、Bの後継であるCにも仕様は引き継がれている。
これはALGOLに対する大幅な仕様変更であり、そして改良となる。B自体、さまざまな箇所でPL/Ⅰからの影響が垣間見られるが、この終端記号の仕様についてもPL/Ⅰからの影響であると考えることができる。
BがBCPLから引き継いだものは、言語仕様ではなく、哲学のみであった。それは、CPL→BCPLで仕様化された「アセンブリ言語的ななにか」である。
CPL→BCPLのうちのBの部分ということもでき、Bの言語名がBであるのは、おそらく偶然であろうが、ある意味必然であったのかも知れない。
言語仕様という一面だけで見ると、BCPLからの影響は少なく、BCPLの先代CPLとの間に至っては完全な断絶が存在すると言える。
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