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同社のアーケードゲーム基板やMSX用ゲームソフトのスナッチャーやSDスナッチャーなどに使用されていた。
このうち、MSXで使われたものをSCC、アーケードゲーム基板(バブルシステム)で使われたものをK005289という。
SCCが最初に採用されたのはMSX版グラディウス2からだが、このグラディウス2メガロムカートリッジ版と、スナッチャーおよびSDスナッチャー付属の拡張カートリッジ版で仕様が異なっている。
前者はチャンネルDとEは同じ波形を用いるため利用可能な波形は最大で4種類だったが、後者は別々の波形が使える。
また後者は拡張RAM(64Kiバイト)管理が可能で、カートリッジ内に64KiバイトのDRAMも搭載されていた。スナッチャーおよびSDスナッチャーは、メモリー貧困なMSXでのメモリー不足を解決するために、このメモリーを使用していた。
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