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イプシロンロケットの二段目として開発された固体ロケットモーターの一つ。開発はIHIエアロスペースである。
イプシロンロケット試験機で使われたM-34cから、約30%の性能強化が図られた。
強化型開発の目的は、イプシロンロケット2号機で打ち上げたジオスペース探査衛星「あらせ」、および経済産業省が開発している小型のレーダー衛星「ASNARO-2」に合わせたもので、初号機では性能が足らず打ち上げられないことから、開発されることとなった。
M-34cと比して、モーター経が2.2mから2.5m、推進薬質量が11.6トンから15.0トンとなった。
また推進薬も、使用するアルミニウム粉末をSRB-Aと共通化したり、充填形状を変更したりすることで低コスト化が図られている。
また、第三段のKM-V2cと共に伸展ノズルが廃止され、軽量化が図られている。
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