現在の国際標準となる本初子午線で、国際地球回転・基準系事業(IERS)が定義した。
従来使用されていた、グリニッジ天文台を通るグリニッジ子午線を継承して定義されている。
ただし一致はしておらず、グリニッジ子午線より東に約5.3″、距離にして約335フィート(102m)離れた位置を経度0度とする。これは、アメリカのGPSの前身であるTRANSIT衛星が座標系として北米測地系1927(NAD27)を採用したことに由来している。
現在では、世界測地系(WGS84)として世界標準となり、GPSの他に、国際水路機関も世界測地系を採用しており現在の海図はすべて世界測地系で描かれている。
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