うみへび座の方向に見られる恒星の一つ。
距離ははっきり分かっていないが4000光年以内と見られる。
太陽より軽く質量は太陽の8割程度とされ、年齢は130億年で観測された中では最古級の恒星である。
知られる範囲内では最も金属(天文学では水素・ヘリウム以外の元素の総称)量が少ない恒星であり、金属性[Fe/H]=−5.4は、金属が太陽の僅か1/25万であることを意味する。
まだ発見されていない種族Ⅲの恒星は金属性[Fe/H]=−6.0になるとされるが、それにかなり近い値を持っている。
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