電源電圧 (電子回路)

読み:でんげん・でんあつ
品詞:名詞

電子回路で使用される電源電圧。一般名称はないようで、様々に呼ばれている。

目次

電子回路を動作させるために必要な、電源電圧をいう。

その電圧も様々あるが、これは、世代を追うごとに低圧化されている。特に明記しなくても、全て直流である。

古い時代では、アナログ回路は12V、ディジタル回路は5Vと概ね統一されていたが、昨今はデバイスの消費電力の削減などを目的に、電源電圧は低圧化が進んでいる。

回路図

回路の電源電圧は、Vと2文字の接尾辞で表現されるものが多い。

接尾辞の2文字は、電源や、電源に接続されている抵抗(負荷)に接続されるトランジスタなどの端子に関係することが多い。

電圧

電子回路での電圧も様々あるが、これは、世代を追うごとに低圧化されている。特に明記しなくても、全て直流である。

以上は回路等への供給用の電圧。実際の電子回路は変圧し、以下を使うことが多い。

  • 5V (DC5V … +5V−5V)
  • 4.5V
  • 3.7V
  • 3.6V
  • 3.3V (DC3.3V … +3.3V、−3.3V)
  • 3.0V
  • 2.8V
  • 2.6V
  • 2.5V
  • 1.8V
  • 1.5V
  • 1.2V
  • 0.8V

実際には、0.1V刻みでほぼもれなく存在はするようだが、あまり使われていないものは割愛した。

かつてはTTLやCMOSなどで5Vが一般的だったが、現在は3.3Vを経て、更に低圧なものが普及している。

用語の所属
電源電圧
関連する用語
電源
電圧

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club