浸透圧利尿

読み:しんとうあつ・りにょう
品詞:名詞

浸透圧物質によって尿細管内の浸透圧が上昇し、これを均等に保とうとしてナトリウムの再吸収を減少させることで、結果として尿量が増える利尿作用

急性腎不全の利尿期、糖尿病の高血糖状態などでこのようになる。

放置すると、電解質異常、脱水やそれに伴うによって循環血液量が減少によるショック(低容量性ショック)などの合併症を起こす。

また、この原理を応用した利尿薬を浸透圧利尿薬といい、マンニトールグリセリン、イソソルビドなどがある。この薬は、脳浮腫、脳圧や眼圧の亢進の治療などに使われる。

用語の所属
利尿作用
関連する用語
抗利尿ホルモン
利尿薬

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club