波の位相が2πだけずれる2点間の距離。すなわち、波動の山と山、または谷と谷の間隔の長さのこと。
「振動」という現象を、一定時間あたりの振動数で捉えるのが周波数であるのに対し、一定振動する間に進む距離で捉えたものが波長である。
「波長」と「周波数」の間には次の関係が成り立つ。
「波長」×「周波数」=「電磁波の速度」=「光速」
電磁波の速度は特殊相対性理論により常に一定であるため、「波長」が長いほど、「周波数」は小さく(=低く)なる。
波長λ、振動数ν、波の進行速度vにはλ=v/ν、移項してν=v/λの関係がある。
例えば電波は光速と等しく約300[Mm/s]なので、次の式が成り立つ。
λ[m]=300[Mm/s]/ν[MHz] ν[MHz]=300[Mm/s]/λ[m]
λ[m]=300[Mm/s]/ν[MHz]
ν[MHz]=300[Mm/s]/λ[m]
ここから、50[MHz]はλ=300/50=6[m]であり、6[m]はν=300/6=50[MHz]であることが簡単に計算できる。
但し、約300[Mm/s]はあくまで概数であり、より正確には299.792458[Mm/s]である点には注意が必要である。
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