水菜

読み:みずな
品詞:名詞

アブラナ科アブラナ属の越年草。京野菜の一つ。京菜(キョウナ)とも。

目次

分類

▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。

一説では、ラパではなく芥子菜の変種(juncea var. japonica)ともする。

旧階層

古い分類法での階層構造は次の通り。

新エングラー分類法

クロンキスト分類法

  • 門: モクレン門 Magnoliophyta
  • 綱: モクレン綱 Magnoliopsida
  • 亜綱: ビワモドキ亜綱 Dilleniidae
  • 目: フウチョウソウ目 Capparales
  • 科: アブラナ科 Brassicaceae

生態

日本の京都府原産の京野菜である。

関西地方を中心に栽培されているが、現在は東海地方でも栽培されている。但し両者は別品種とされており、各々、関西系の品種と関東系の品種とされ用途も若干異なる。

比較的耐寒性の強い植物で、このためからにかけての食材として重宝された。

臭みがなく淡泊な味が好まれ、京都では和え物や鍋などに使う。京都らしく漬け物にすることもあり、シャキシャキとした歯応えが好まれている。

最近では、生食で、水菜のサラダなどにも使われるようになった。関東系の品種は生食に向かないため、生食用に関西系の品種が関東のスーパーマーケットでも流通するようになった。

関東系の品種は、主として鍋や煮物などの具となる。

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