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電気器具や屋内配線を保護するための金属管などが、大地と電気的に接続された状態。またはその工事(接地工事)。保安接地とも。
日本の電路は、上述のように変圧器の二次側で接地されているため、もし漏電が発生し、その電路に人が触れた場合、人体から大地を通って二次側の接地線を通り変圧器へと帰る回路が構成される。つまり感電する。
言い換えれば、変圧器の二次側で接地さえしなければ、電流が貫流することもなく、つまり感電事故もなくなるように見受けられる、しかし現実としては電路を全て非接地系で維持することは困難であるため、国内の電路は原則として接地系で供給されている。
中性線は中性線として電柱の変圧器でB種接地されているが、これは基準電位でもあるので漏電等が発生した場合にその電流をここに流してはならない。そこで必要に応じて電源とは別の接地線がもう1系統用意される(原則として緑色の線で配線される)。
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