回帰線のうち、南半球に位置するもの。
地球では、南緯約23度26分であるが、毎年変動している。
このため、赤道の長さなどと違い、回帰線の長さなどは定義することができない。
北半球での冬至に、太陽がこの真上を通る線である。
現在の冬至点はいて座にあるが、約3000年前に西洋占星術が作られた頃にはやぎ座にあり、西洋占星術の磨羯宮も冬至点から始まるため、英語では南回帰線を「Tropic of Capricorn」(やぎ座の回帰線)といい、他の西洋語でも同様に呼ばれている。
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