年周視差が1″になる距離。
地球が太陽の周りを廻ると、地球から恒星を見る方向が一年周期で変動することになる。
その大きさは視差(parallax)と呼ばれpで表わされるが、ある恒星までの距離をdとし、太陽と地球の距離をaとすると、次の関係で表わすことができる。
tan(p)=a/d
天文学では、p=1秒角のときの距離をd=1pc(パーセク)とあらわし、距離の単位としている。
銀河など遠方にある天体の大きさや距離を表わすときは、1000倍のkpcや、百万倍のMpc(メガ・パーセク)を単位に用いる。
1pc≒3.26ly(光年)≒2.06×105au(天文単位)≒30857Tm≒3.09×1013km、つまり約30兆8570億kmである。
例として、地球から最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリ(ケンタウルス座αC星)までの距離は1.30pcである。
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