ケタミン

読み:ケタミン
外語:Ketamine 英語
品詞:名詞

フェンサイクリジン系全身麻酔薬。

目次

フリーベースと塩酸塩がある。CAS番号は多数確認されている。

フリーベース

  • 分子式: C13H16ClNO
  • 分子量: ‐
  • 比重: (該当資料なし)
  • 融点: (該当資料なし)
  • 沸点: (該当資料なし)
  • CAS番号: 確認されているCAS番号は次のとおり。それぞれの違いは不明。
    • 6740-88-1
    • 33643-45-7
    • 79499-51-7
    • 100477-72-3
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 化学名: Ketamine (ケタミン)
    • IUPAC名: 2-(2-chlorophenyl)-2-methylamino-cyclohexan-1-one

ケタミン
ケタミン

  • 外観: (該当資料なし)
  • 溶解性: (該当資料なし)

塩酸塩

  • 組成式: C13H16ClNO·HCl
  • 分子量: 274.19
  • 比重: (該当資料なし)
  • 融点: (該当資料なし)
  • 沸点: 169℃〜171℃
  • CAS番号: 確認されているCAS番号は次のとおり。それぞれの違いは不明。
    • 1867-66-9
    • 42551-62-2
    • 79499-52-8
    • 81771-21-3
    • 96448-41-8
    • 100477-73-4
  • ICSC番号: (登録なし)
  • 化学名: Ketamine hydrochloride (塩酸ケタミン)
    • IUPAC名: 2-(2-chlorophenyl)-2-methylamino-cyclohexan-1-one hydrochloride

塩酸ケタミン
塩酸ケタミン

  • 外観: (該当資料なし)
  • 溶解性: (該当資料なし)

由来

元々は全身麻酔薬として作られたが、後に幻覚作用がある事が分かった。構造がPCPに類似しているためと考えられている。

麻酔薬としては静脈注射筋肉注射で利用する。など、動物用の麻酔としてもよく使われている。

幻覚剤として宜しくない使い方をする人は、経口、鼻孔吸入、喫煙などでも利用している。

効能

知覚分離や幻覚などの効果がある。

用法、用量

麻酔としては、猫は15〜40mg/kg体重、犬は10mg/kg体重を使用する。

副作用など

不整脈循環器系障害などが確認されている。

規制区分

2006(平成18)年3月23日の法改正に伴い、2007(平成19)年1月1日以降は麻薬の扱いとなった。

安全性

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性
      • マウスLD50 (静脈注射) 55.9±1.1mg/kg体重 または 78.8mg/kg体重
      • ラットLD50 (静脈注射) 58.9±1.2mg/kg体重
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)
  • 規制値
    • 一日許容摂取量(ADI): (該当資料なし)
    • 暫定耐用一日摂取量(PTDI): (該当資料なし)
    • 急性参照値(ARfD): (該当資料なし)
    • 暴露許容濃度(TLV): 設定されていない

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)
用語の所属
幻覚剤
関連する用語
PCP

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