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カリウムは、地球型惑星(岩石惑星)に多く存在し、地球にも豊富に存在する。
地球の場合は、地中の岩石(おもに花崗岩)に含まれるカリウム40(40K)やウラン235(235U)などの崩壊が地熱の主要な熱源となっており、崩壊後生成物であるアルゴン40(40Ar)は地球大気の主要な成分の一つとなっている。
このアルゴンから、かつて地球にあったカリウム40の量を推定することもできる。
アルゴンの安定核種は3種(36Ar、38Ar、40Ar)あるが、恒星の核融合で作られる同位体は36Arのみである。地球上では36Arは僅かで、全体の99.600%が40Arである。
これは、地球上のアルゴンの殆どが40Kの崩壊で作られたためで、生成された40Arが大気中に放出され、これが蓄積された結果、この特徴的な同位体比率となった。
40Arの半減期(12.7億年)と地球の年齢(46億年)から逆算すると、地球誕生当時は現在の12倍以上(246/12.7≒12.3)の量のカリウム40があったと推定できる。
科学技術庁告示第五号 平成十二年科学技術庁告示第五号(放射線を放出する同位元素の数量等)における、カリウム40の実効線量係数(ミリシーベルト/ベクレル)は、次のとおりである。
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