ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
アオイ科の常緑樹。その実に含まれる種子を食用とする。実と木を区別するため、木はカカオノキ、種子はカカオ豆ともいう。
古い分類法での階層構造は次の通り。
新エングラー/クロンキスト共にアオギリ科だったが、APG分類法で整理され、APG分類法ではアオイ科となっている。
カカオの学名はTheobroma cacaoである。
うち属名Theobromaはギリシャ語起源の語で、θεος(theos)は「神」(god)、βρῶμα (brõma)は「食べ物」(food)を意味し、英語で「food of the gods」、つまり「神の食べ物」を意味する。
古代から、アステカ族やマヤ族がこの実を飲料として用いていた。
この実は時に、貨幣価値を持つほどに貴重なものとして扱われており、それがTheobroma「神の食べ物」の由来になった。
カカオの果実は、木にぶら下がるように実る。
果実の中には大きな種が大量にあり、この種子がチョコレートになる。
果実には果肉もあるが、カカオの実自体(実の果肉)は苦くて不味いため、食べられることはない。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます