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エボラウイルスに感染することで発熱や倦怠感を起こし、数日中に発疹を発症する病。
現時点では、有効な治療法はない。
ただし、2016(平成28)年12月23日、世界保健機関(WHO)は、試験中のエボラ出血熱ワクチンの効果が「最大100%」の可能性があると発表した。問題が生じなければ、2018(平成30)年以降にはワクチン予防が可能になると見込まれている。
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年10月2日法律114号)、通称「感染症予防法」では、「一類感染症」に分類される。
学校においては、学校保健安全法(昭和33年4月10日法律第56号)第19条で、伝染病患者は「出席停止」となる。学校保健安全法施行規則(昭和33年6月13日文部省令第18号)で予防すべき伝染病の第一種にエボラ出血熱が指定されており、その出席停止の期間は「治癒するまで」としている。
つまり、エボラ出血熱に感染した場合は、治るまで学校に行ってはいけない。と言うよりは、罹れば二度と学校に行けなくなる可能性の方が高い。
主にアフリカで蔓延している。支那でも蔓延していると言われているが、支那共産党が情報封殺を実施しているため、その詳細は明らかではない。
アフリカでは不定期に大流行が発生している。地域ごとに特徴があり、複数の株(型)があることが知られる。
うちレストン株はヒトへの感染力がなく、コートジボワール共和国、コンゴ民主共和国(旧・ザイール)、スーダン共和国/南スーダン共和国で発生した三種類の株はヒトに感染する。
ヒトに対し病原性がある株が発見されたのは、1976(昭和51)年に患者から分離されたスーダン株とザイール株である。
また、ウガンダで2007(平成19)年に流行したエボラは、既存のものとDNA配列が30%以上違っており、新種のブンディブギョ株の発見となった。
2014(平成26)年に中央アフリカでエボラの大流行が発生した。
2014(平成26)年3月20日にギニア共和国の保健省が6週間で少なくとも23人が死亡したと発表した。22日にエボラ出血熱であることが確認され、23日までに80名が発症し、うち59名が死亡。27日までに103名が発症し、うち66名が死亡した。西部の森林地区から首都のコナクリ市に飛び火し、感染が広がった。
世界保健機関(WHO)が2014(平成26)年8月22日に発表したところでは、エボラ出血熱の死者は20日までに感染疑いを含めてめ4ヶ国で計1,427名とし、18日までの死者計1,350名から、2日間で77名増えたとした。また20日までに感染確認または疑われる患者は計2,615名で、内訳はリベリア624名、ギニア406名、シエラレオネ392名、ナイジェリア5名、とされる。リベリアでの増加が目立っている。
なお、この22日のWHOの声明では、感染規模は把握しきれておらず、実際の感染者はこれより遙かに多いとの見解を強調した。
さらに、2015(平成27)年1月2日のWHO発表では、死者が8,004人、感染者数20,416名とし、うち死者内訳はリベリア3,423名、シエラレオネ2,827名、ギニア1,739名とされている。
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