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先カンブリア時代末(約6億年前)の海成層から発見される化石群の通称。エディアカラ化石群、エディアカラ動物群などとも。
肉眼で確認できる大きさの生物化石が大量に発掘されるものとしてはほぼ最古のものとなり、ここからこの時代の生物相を知ることができる。
カンブリア紀以降の生物化石とは著しく異なるのが特徴で、骨格、殻、歯といった硬組織は存在せず柔組織だけでできており、比較的大きく、そして形状は多くのものが扁平である。他の生物を捕食し消化するような構造が見られない上、循環器すらもないため、体表面から外界との物質交換をしていたものと考えられている。
また、これら生物は動くことができたため、役割を持った複数の細胞からなる多細胞動物であるとする説があり、ここからエディアカラ動物群と呼ぶ向きがある。
これら生物が、系統樹としてどのような位置づけになるのかについては、まだ分かっていない。
これはほぼ最古級の多細胞動物であるが、これが現生生物と繋がっているのかは不明である。系統樹としては傍系の生物群で、現生生物とは繋がっていないとする仮説もあるが、カンブリア時代の一部生物についてはエディアカラ生物群を直接の祖先とみなせるものが見つかっている。
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