クォークのうち、バレンスクォークの一種。6種類あるバレンスクォーク中、最軽量。
中性子(udd)や陽子(uud)は、第一世代のクォークで構成されている。
すなわち、アップクォークは物質を構成する、主要な素粒子の一つである。
反ニュートリノが陽子(uud)のアップクォーク(以下u)に近づくと、uからW+(ウィークボソン)が放出されてd(ダウンクォーク)へと変化し、結果として陽子は中性子(udd)となる。
また放出されたW+ウィークボソンは崩壊によって電子ニュートリノと陽電子となる。
この反応を、β崩壊(特に、β+崩壊)という。
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