ひとめぼれ

読み:ひとめぼれ
外語:Hitomebore 日本語
品詞:商品名

の品種の一つ。

目次

1991(平成3)年、宮城県古川農業試験場で産み出された。

母本は母がコシヒカリ、父が初星。

農林番号は農林313号、旧系統名は東北143号。

栽培地

東北地方から九州まで、広い地域で栽培されている。特に宮城県と岩手県が力を入れて栽培している。

稲はコシヒカリから耐冷性を引き継ぎ冷害に強いが、稲熱病(いもち病)などには弱い。

1993(平成5)年の冷害の際、熟期が同じササニシキに対して被害が軽かったことから、その後ササニシキに代わり急速に普及することになった。

ふっくら柔らかな食感が特徴で、コシヒカリ譲りのほのかな粘りを持つ。これはコシヒカリの強い粘りともササニシキのあっさり味とも違う第三の味である。冷めても味が保たれるため、弁当などに向いている。

用語の所属

ジャポニカ米
関連する品種
ササニシキ
コシヒカリ

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