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宇宙科学研究所(ISAS、現JAXA)により開発されたΜ-Ⅴロケットの5号機。
ロケット打ち上げ時の天候は晴、東の風2.5m/s(2m/cBeat)だった。
Μ-Ⅴロケット5号機は四段式で、四段目にキックモーターが付けられた。
5号機では、二段目を従来のM-24からM-25に、キックモーターを従来のKM-V1からKM-V2にそれぞれ変更している。これにより推力を大幅に増強させた。
前のΜ-Ⅴロケット4号機が打ち上げに失敗しているため、その対策が必要となり、第1段と第3段のノズルスロート素材をグラファイト製から3D-C/C複合材製(3次元カーボン・カーボン複合材)に変更した。
仕様変更が大きいことから、新型ロケットと呼んでも差し支えのないものであった。そしてこれに成功し、打ち上げられた探査機「はやぶさ」は、後に壮大なドラマを産み出すことになるのである。
なお、この開発に伴い、大型の3D-C/C複合材製の国産化といった複合的な結果が得られている。これらの経験や実績は、今後多くの宇宙開発などに貢献していくだろう。
打ち上げ成功後、MUSES-Cの国際標識は2003-019Aとなり、「はやぶさ」と命名された。
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