アデノシン三燐酸。
ATP
リボヌクレオチドの一種で、アデニンとリボースからできたアデノシンに燐酸が三つ結合したものである。
「人生そのもの」と同義と言っても良いほどの物質であり、これを作るために人間などの生物は酸素を吸っているのである。
ATPの燐酸のうち、端の二つは不安定であり、加水分解してエネルギーを放出できる。
実際の生物における反応では、酵素によって端の燐酸を一つ切り離してADPになる際にエネルギーを放出する。
このADPは更に端の燐酸を切り離してAMPになりエネルギーを放出できる。一度に二つの燐酸(ピロ燐酸という)を切り離すことも可能である。
また逆に、エネルギーを使ってADPやAMPに燐酸を結合し、ATPを作ることも可能である。
このように、ATPはエネルギーを蓄積したり供給したりする重要な働きを持った分子であり、エネルギーの貨幣(energy currency)とも呼ばれる。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます
▼機能別検索
人気検索語
最近の更新語
今日の用語
おまかせ検索
▼別の語で検索
▼索引検索
カテゴリ検索
全グループ一覧
全プラグイン一覧
このサイトについて
趣旨・概要
参加の案内
ダウンロード