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位置は2000年分点で赤経12h 28m 13.8s、赤緯−15°47′11″。
1999(平成11)年、カリフォルニア大学のマーチン(E.L. Martin)らがハッブル宇宙望遠鏡の近赤外カメラ、多天体分光器(NICMOS)を使用して観測したところ、ほぼ同じ明るさの2つの連星に分解された。褐色矮星同士の連星が確認されたのはこれが初である(NAOJ248)。
それぞれの明るさは、H等級で主星13.98等、伴星14.13等である。見かけ上の間隔は0.275″である。分光視差により距離は約60光年とされ、主星と伴星の距離は投影面上で5au程度と見積もられている。
主星・伴星ともに質量は分かっていないが、主星のスペクトルにリチウムが検出されたため、太陽質量の6%以下であると想定されている。仮に2星とも質量を太陽の5%と仮定し、軌道長半径を5auとすると、軌道一周周期は35年程度となる。数年観測を続ければ軌道が決定できると考えられ、延いては主星と伴星の正確な質量を求めることができ、褐色矮星の生成や進化の研究に大きな貢献をもたらすと考えられている。
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