搬送波対雑音比。搬送波対ノイズ比。単にC/Nとも記す。
S/N比は信号についての比をあらわすが、その信号が変調されていた場合には、変調方式により異なる結果となってしまう。
そこで、検波前の信号を論じる時にはC/N比として区別している。
衛星放送の受信などで使用される。単位はdB。
C/N比を向上させるにはアンテナゲイン(利得)を上げることと、初段にNF(Noise Figure)の低い回路を使うことが重要となる。
衛星放送のアンテナが昔のものに比べ小型で済む様になったのは、NFの良い(低い)デバイスが使用できるようになり、アンテナが小さくても同等のC/N比とすることが可能となったためである。当初は2dB程度だったが、今では1.2dB以下となっている。
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