10の方向軸を持つ空間モデル。すなわち、この空間モデルの自由度は10である。
超弦理論は、10次元時空(9次元空間+時間)を振動する弦が、物質の究極の要素であるとする理論である。
日常の世界は3次元空間である。デカルト座標でx-y-zと記述したとき、これらと独立した軸としてw軸を時間として導入したx-y-z-wの4次元時空は4次元である。これに、さらに6つの次元が追加されたものが、10次元時空となる。
4次元時空という日常の時空の中では、残りの6次元は「コンパクト化」されており見ることができないと、超弦理論では説明されている。
「超弦理論」は複数存在するが、それらは、理論を成立させる前提として10次元を要求した。その前の(既に忘れ去られた)「ひも理論」では26次元を要求していた。
理論がこのような多次元を要求するのは、タキオンが存在しないようにするためである。タキオンは虚の質量を持ち、常に光速よりも速く移動する粒子だが、現実にこのような粒子はこの世に存在しない。この粒子を否定するためには、必然的に10次元以上が必要となったのである。
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