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太陽系の第3惑星。現時点で生命活動が確認されている唯一の天体である。
水で出来た海洋が表面の7割を占め、生命を育む環境となった。また豊富な大気の主成分は窒素と酸素であり、そのため地球は青く見える。
大きく、三つの層からなる。表面から順に、次のように呼ばれる。
地殻の下にはマントルがある。この層は、主に橄欖岩からなる。
厚さは2,900km程度で、地球半径の45%、地球体積の80%を占める。
最深部では、圧力は140GPa、温度は3,000K程度である。
マントルというと、溶けて液状になったものという印象が強いが、実際はそうではなく、普通の岩である。ただし、超高温の核からの熱によりゆっくりとした速度で対流をしている。核に近い方が対流速度が速いが、マントルはこの対流速度によって三層に分けられる。
マントルが高温でありながら固体の岩であるのは、その圧力のためである。火山から吹き出す液体のマグマもマントルであるが、これは温度が保持されたまま圧力だけが下がるため、液状化するのである。
地球は現在、人類が到達した唯一の惑星であり、様々に調査されている。
何も無いところから物質は沸いて出てはこない。
地球上にあるものは、惑星の形成期、あるいは惑星形成以降に地球に到来した、外来のものと考えられている。
地球誕生後も数億年間にわたり隕石(小天体)や彗星の度重なる衝突を受けており、このときに隕石や彗星に含まれる様々な物質が地球にもたらされたと考えられている。中には、最初の地球生命の素材になるような物質もあったと見られている。
生物を構成するのが有機物である。特にアミノ酸が生体分子として重要だが、これはメタン、アンモニア、水素、水蒸気などで満たされた混合気体中で放電することで、非生物的に生成されることが知られている。
ところが原始地球の大気は、メタンやアンモニアなどの強還元性の物質を殆ど含まず、二酸化炭素を主成分に、炭素、窒素、水蒸気など還元性の低い物質からなっていたと考えられるようになっている。
対して地球外にも有機物が多く存在することが知られ、炭素質コンドライトと呼ばれる黒色の隕石には炭素が多く含まれるほか、アミノ酸も含まれることが明らかとなった。ハレー彗星にも、1986(昭和61)年に接近したさいに分子量100を超える有機物が存在することが確認されている。
地球は球形に近いが球ではなく、扁平率は1/298.25で、洋梨に近い形状をしている。
赤道半径は6378.137kmで、極半径は赤道半径よりも小さい。
このため、赤道での緯度1″の弧の長さが30.72mなのに対し、極での緯度1″の弧の長さは31.03mとなる。
地球の存在は古くより知られており、発見者は不明。
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