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内部臨界ロッシュローブの体積を埋める通常の恒星(矮星〜準巨星K-M星)と、降着円盤に囲まれた白色矮星からなる近接連星で、激変星の一種。ふたご座U型変光星とも。記号は「U」。
軌道周期は0.05〜0.5日の範囲である。通常は僅かな、時に急速な光度の変動が観察されるだけだが、時々系の明るさが数倍急速に増加し、数日から1ヶ月以上の間隔の後、元の状態へと戻る。
ある二つの星の二つの連続する爆発の間隔は大きく異なることがあるが、全ての星はこれらの間隔の特定の平均値、つまり平均光振幅に対応する平均周期によって特徴付けられている。周期が長いほど、振幅は大きくなる。
これらの系は、しばしばX線源である。
最小の系のスペクトルは連続的で、幅広いHおよびHe輝線がある。最大で、これらの線はほとんど消失するか、浅い吸収線になる。これらのシステムのいくつかは食変光星で、おそらくK-M星からのガスの流入による降着円盤で発生するホットスポットの食によって主な最小値が生じている。
変光星総合カタログ(General Catalogue of Variable Stars; GCVS)では、3種類に細分類している。
1〜2日で可視光領域が2〜6等級増光し、その後数日で元の明るさに戻る。周期は10日から数千の範囲である。プロトタイプは、はくちょう座SS星、ふたご座U星である。
おおぐま座SU星にみられ、これらは「通常」と「スーパーマキシマ」と呼ばれる2種類の爆発の存在によって特徴付けられている。通常の短い爆発はUGSSのものと似ているが、スーパーマキシマは2等級ほど明るく、5倍以上(幅が広い)で、数倍少ない頻度で発生する。スーパーマキシマの間、光度曲線は重ね合わせた周期的振動(スーパーハンプ)を示し、その周期は軌道の周期振動に近く、振幅は可視光領域で約0.2-0.3等級である。軌道周期は0.1日よりも短い。相方はdMスペクトル型である。
きりん座Z星にみられ、これらは周期的な爆発を示す。UGSSとは異なり、爆発後は元の輝度に戻らない場合があるが、数周期の間、最大と最小の間の大きさは保持される。周期は10〜40日、光の振幅可視光領域で2〜5等級である。
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