ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
天体が、単位時間あたりに放射するエネルギー量。天体の明るさを表わす物理量の単位として使われる。
恒星は、ほぼ球と仮定すると360度全方向にエネルギーを放射する。
それを地球から観測すると考えると、そのうち地球方向のみに到達するエネルギーのみが観測できる。つまり地球から見える球面(概ね全球の半分くらい)が観測でき、地球から向こう側に放射されているエネルギーは観測できない、ということになる。
この時、放射される全てのエネルギー光度(luminosity)に対し、地球側に向く面に放射されるエネルギーを輝度(brightness)と呼んで区別する。
b=輝度、L=光度、A=地球から見た恒星の球の面積とした場合、次の式が成り立つ。
b = L/A
地球からのみかけではなく、その天体が放つ全エネルギー量を考える場合には、輝度ではなく光度と表現する必要があることが分かる。
光は距離で減衰し、到達するエネルギー量は距離の2乗に反比例する。更に、途中に星間ガスなどがあると、そこでもまた減衰が起こる。
こうして地球に届いた見の光の強さ、すなわち星の見かけの明るさ(観測される輝度)を対数スケールで表現したものが等級である。この見た目の明るさ(観測される輝度)と、実際の星の明るさ(光度および輝度)には相関がない。
地球からのみかけではなく、その天体が放つ全エネルギー量を考える場合には、等級ではなく光度で考える必要がある。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます