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キシメジ科キシメジ属の食用茸。マツタケ。
日本の松茸は、秋、アカマツ林内の地上に発生する。
原産地は日本と言われているが、その他に朝鮮半島や支那大陸などにも自生する。今では北欧や北・中央アメリカでも収穫され、日本へ輸出されている。
北欧の松茸は、DNAレベルで日本の松茸と同一と判明した。
支那のものは、松林ではなく、ブナ科の樹木に発生する。別種の可能性もあり、研究が進められているとされる。
雑木林に生えるバカマツタケなど近縁種も幾つか確認されているが、風味は殆ど変わらないとされる。また、今のところ近縁種で毒キノコは発見されていないともされる。
特有の香りがあり、また絞まった肉質の歯切れや歯ごたえ、舌触りも日本人の食感に良く合うため、古くから日本人に愛されてきた。
江戸時代から挑戦されていると言われるものの、現時点においても人工栽培には成功しておらず、日本においては、食用茸の最高級品に位置付けられている。
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