ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
JRの(新幹線を含む)特急と急行で、大幅な遅延や、運転の打ち切りが発生した際、特急料金や急行料金を払い戻す決まりのこと。「遅延払い戻し」とも。
寝台列車に乗った場合の寝台料金は、寝台を朝6時まで使用することができなかった場合のみ払い戻される。
これは、使用できなくなった駅に到着した時刻を元に考えられる。
例えば朝6時ちょうどに到着した駅で列車が運転を打ち切った場合、実際は身支度等のため朝5時半ごろから事実上は寝台が使用できなくなっていると考えられるが、この場合の寝台料金払い戻しは無い。
特急券発売時点で既にその特急が2時間以上遅れることが明らかな場合、指令の指示で「遅延特約特急券」が売られることがある。
これを買った場合、特急料金は半額だが、いくら遅れても払い戻しは無い。
新幹線の場合、新幹線改札内であれば「精算所」などと書かれた窓口などで払い戻しが受けられる。但し、一般に長蛇の列となる。1年間有効で、しかもどのJR駅でも払い戻せるので、その日のうちに精算する必要はない。ここに並ぶのは時間の無駄である。
切符を新幹線改札の自動改札機に通せば、出札の刻印の箇所に「遅払証」という刻印が入る。これを降りる駅の有人改札や窓口に出せば払い戻しが受けられるほか、混雑している場合は、その切符を持ち帰り、後日改めて返金を受けることも可能。
切符を持ち帰って後日払い戻しする場合は、最後に降りる駅で、この切符を自動改札機に入れてはならない(その場で回収されてしまう)。必ず有人の改札口で申し出てから改札外に出る必要がある。
クレジットカードで購入した場合は制限があり、購入した鉄道事業者でしか払い戻しができない。
例えばJR東日本の駅でクレジットカードを使って購入した場合は、原則としてJR東日本の窓口でしか払い戻しができない(つまりこの場合、原則としてJR東海やJR西日本では払い戻しができない)。
前述のように遅れ払い戻しは1年間有効であるので、次回旅行時に、払い戻しを受けることになるだろう。
モバイルSuicaにEX-ICサービスを付けると、それを用いて新幹線に乗ることができる。
遅れ払い戻しについては、特別な手続きは不要。精算所の列に並ぶ必要もない。新幹線の自動改札を出た段階で、自動的にカード口座に払い戻す手続きが開始されるため、とても便利である。
EX-ICは、ストレスフリーで非常に先進的なシステムとなっている。
事故などで数時間以上遅れた場合は、便宜措置として、駅に止まった列車で仮眠を認めたり、お弁当や飲み物が配られたり、タクシー代やホテル代などを負担してくれることがあるが、これは規則で定められているものではなく、あくまでサービスである。
基本的には、乗車した列車が遅れた場合にお客へ取られる金銭的な救済措置は、遅れ払い戻ししかない。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます