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雁屋哲原作、花咲アキラ画の料理まんが。小学館ビッグコミックスピリッツ連載。
山岡士朗と父の海原雄山が料理の味対決をする。士朗と同じ新聞社に勤務する栗田ゆう子との恋愛ドラマも兼ねる。現在は士朗とゆう子は結婚し、なおも連載は継続中。
一部の評論家からは、自然破壊的な料理を否定した本当の意味での料理を語るまんが、などと絶賛されている。それが本当かどうかはしらないが、少なくとも海原雄山の食物の粗末な扱いは、自然破壊的と思われる。
本作は、時々政治的内容となる。概ね、日本=悪であり、いわゆるサヨク的内容である。
あとは、原作の雁屋哲が熱心なMacinsoth派で、Windowsが大嫌いらしく、このネタで一つ作品を作り話題となった。
基本的に食に関する話題を扱う作品なのだが、第358話(単行本59巻第1話)「マルチメディアと食文化」という話において、突如Microsoft WindowsとMS-DOSをけなし出すという激しい展開になった。
笑って済ませれば良かったが、若干一名、笑って済ませられない人物がいた。日本マイクロソフト(MSKK)の成毛真社長(当時)が激怒してしまい、色校正まで終わっていた同社の広告を雑誌から引き上げることになる。パーソナルコンピューター専門紙の出版社相手では日常だったが(それでも問題だが)、一般出版社にまで同様の圧力を掛け出したわけで、これには業界も騒然とした。
作品中で山岡士朗はこんなことを言っている。
ウインドウズなんて、MS-DOSがマックをマネるために厚化粧しただけの代物だ!
MS-DOSほど使いにくいものはないよ!
そんなもの使うやつはマゾヒストだね、だからあれはMS-DOSじゃなくてSM-DOSってんだ!
確かに、成毛の気持ちも分からないでもない。
ちなみにその後、Mac OS XはUNIXの厚化粧となった。雁屋哲の心境は果たしていかばかりであろうか。
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