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1995(平成7)年にチュンソフトからスーパーファミコン用として発売されたゲーム。やたら時代劇風なゲームであるが、開発中の段階ではもっと洋風であったことは公然の秘密だ。
マップは全部で4つある。はじめの「テーブルマウンテン」はこれといった特徴はない。二つ目の「掛け軸裏の洞窟」は今まで単なる障害物だった罠に、敵をかけられるというマップ。3つ目の「食神のほこら」はモンスターの肉を使ってクリアを目指す。最後の「フェイの最終問題」はアイテムがほとんど未識別で、60F以降はイッテツ戦車とアークドラゴンが出現し続けたりする。各マップともそれぞれ決められたフロアまで降りればクリアなのだが、それを無視し下へ下へと降りていくつわものもいる。
ゲーム自体はとてつもなくハード。まず最初のマップがクリアできずにやめた人も多数。チュートリアルのようなものが無くいきなりスタートするので、初心者には拷問である。そして一般的なRPGとは違い、沢山アイテムを集めたからといってクリアが出来るわけではないので、清く正しくアイテムを貯蔵する全国のよい子達に激しいショックを与えた。
またHPが最大の250になっても、防御力無視の回避不能遠距離攻撃があるため、ゲームは決して簡単にはならない。たとえばイッテツ戦車の弾丸攻撃は、着弾点を中心に3×3マスの範囲に40ダメージを与える。しかもシレンの2倍の速度で動くので、実質的には1ターンで80のダメージとなる。またアークドラゴンは同一のフロアのどこにいても必ず当たる防御力無視のダメージ50の炎を吐いてくる。
無限分裂セット(分裂の壷+吸い出しの巻物*2)があればクリアしたも同然になってしまう。
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