はてなようせい

読み:はてなようせい
品詞:人名

ベネッセコーポレーション進研ゼミ小学講座の販促DVD収録のアニメに登場する美少女妖精の名。

目次

2008(平成20)年度新入学児向けとして、「はじめての だいぼうけん! チャレンジ1ねんせいでかっこいい1ねんせいにへんしん!DVD(でぃいぶいでぃい)」が作られ、この中のアニメに登場する。

これは進研ゼミ小学講座の販促用ということで、対象年齢は幼稚園の年長ということになる。これがダイレクトメールとして広く日本中に配られた。

しかし、ここに登場する、このキャラが萌えキャラであったため、本来対象の小さなお友達ではなく、大きなお友達が群がった。

かくして、ネットコミュニティーでははてなようせいファンが大発生、怒濤の勢いでイラストその他の二次創作(エロ含む)が作られるようになった。

翌年、2009(平成21)年度新入学児向けでも、若干変更が加えられた「はてなようせい」が登場する。

細かい設定はないものと思われるが、2008(平成20)年度版(俗称・旧はてなようせい)は、次のような特徴を持ったキャラである。

  • 女の子と思われる
  • 年齢は不明(小学生程度)
  • ピンク色の髪の毛
  • 妖精なのに魔法使い風
  • ぱんつはいてない
  • 八重歯
  • 中の人は豊口めぐみ

2009(平成21)年度版(俗称・新はてなようせい)は、基本的には同じだが次のような変更が加えられている。

  • 際どいスカートをやめて、短パンに変更
  • 八重歯が矯正された

萌え要素が減ってしまったため、この「新」は大きなお友達に人気がない。

以降は、「旧」について記載する。

物語

このアニメは、「きみと おなじで もうすぐ 1ねんせい。」である少年「なかま ゆうき」が、進研ゼミ小学講座に登場するキャラ「コラショ」と共に、「かっこいい1ねんせい」になれるかどうかを試す4つの冒険に挑戦する内容の作品である。

  • ぼうけん① とけい ‐ 朝8時までに学校に到着すること
  • ぼうけん② もちもの ‐ 持ち物が自分のものだと分かるようにすること
  • ぼうけん③ こくご ‐ 自分の名前を黒板に書くこと
  • ぼうけん④ さんすう ‐ 0から10までの数を数えること

DVD全体がこの作品であるためか、アニメ自体には題名は付けられていない。

完成度

このアニメはかなり真面目に作られており、声優陣も豪華である。どれだけコストが掛かっているのか定かではないが、今時の目の肥えた子供には、手抜きは通用しないものであるらしい。

主人公「ゆうき」少年も、アホ毛などに細かいこだわりがあり、ショタキャラとして高い完成度があるが、話題にはなっていない。一方、脇役として登場する「はてなようせい」はロリキャラとして大ヒットした。

「さんすうロボ」も、算数ロボのくせして勇者ロボ臭が醸し出されている上、ストーリーもかなり熱い。

DVD映像の最後は広告になっており、ここにも似たようなタッチの可愛い女の子たちが登場しているが、こちらも話題にはなっていないようだ。

スタッフ・キャスト

アニメーション部分の主要なスタッフは次の通り。

キャラクターデザイン等は定かではないが、原画として一番最初に名前があるのが近藤高光であるため、氏が担当した可能性が高い。

メインスタッフ

  • キャラクター監修: 井上・ヒサト
  • 企画
    • ベネッセコーポレーション
    • 浅野豊
    • 谷俊晴
  • 演出: 所俊克
  • 作画監督: 安形佳己
  • 動画
    • スタジオ雲雀
    • じゃんぐるじむ
    • スタジオライブ
    • ライジングフォース
    • フロントライン
    • ぎゃろっぷ
  • アニメーション制作: スタジオ雲雀
  • 制作担当: 吉田大樹
  • 制作進行: 北原麻美
  • プロデューサー: 圓崎一也
  • 脚本・監督: 逸見龍一郎
  • 制作・著作: ベネッセコーポレーション

声の出演

  • なかま ゆうき: 高山みなみ
  • コラショ: 大谷育江
  • キッズ: 岡村明美
  • ラッキー: 遠藤勝代
  • しょうがっこうさん: 山口勝平
  • おおどけい: 富田耕生
  • はてなようせい: 豊口めぐみ
  • チョークマン: 渡辺久美子
  • さんすうロボ: 中田譲治
  • (その他): 小笠原淳、中塚玲

主題歌

歌詞があるものだけでも、オープニング曲、挿入歌、エンディング曲とあるが、曲名その他の情報はない。

歌手は、オープニングは大谷育江、エンディングは高山みなみと考えられる。

ベネッセといえば、創価学会系企業として有名である。アンチ創価も多い2ちゃんねるでありながら、この「はてなようせい」は余裕で受け入れられたらしく、連日、該当スレッドは盛況を見せた。

半角二次元板などにもスレッドはあるが、2008(平成20)年3月8日時点で一番盛り上がっているのは、なぜかYouTube板に立てられているスレッドだった。

朝から晩まで時間問わず二次創作のイラストなどが投稿され続け、「VIPPERはニートでありロリコンである」という事実を、改めて証明した形となった。

2ちゃんねる、PINKちゃんねる、ニコニコ動画では、「はてなようせい」以外にも様々なオリジナルの派生キャラが作られたりし、挙げ句の果てには「くえすちょん?はーと」と称するオリジナル曲の非公式イメージソングやPVが作られた。

一部では同人誌即売会なども計画されていたらしいが、これは大人の事情などもあり実現しなかったようである。

関連する用語
萌え
創価学会
くえすちょん?はーと

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