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金銭的報酬を条件に、契約に基づいて軍務に服する兵。
近代に入って、徴兵制が一般化する前は傭兵によって軍隊を編成するのが一般的であった。
そのためその歴史は古く、ソクラテスの弟子のクセノフォンが紀元前401年にキュロスの遠征に同行した際に1万のギリシャ傭兵を率いていたとの記録もある。
既に場数を踏んできた経験豊富な兵が、傭兵となるケースが多いようである。
一般に、軍務に就く動機が金銭であると思われているが、傭兵といっても様々あり、一概には言い切れない。
世界にはゲリラというものがいて、そのゲリラ兵の構成員は傭兵だったりもするが、彼らの給料は超薄給であることが多い。こういった人達は、兵としてそこにいて戦うことに喜びを見いだすような、言わば趣味で軍務に服しているような人が多いと考えられる。
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