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船尾から、船首に向かって船の右側(船内)またはそちらの方向。
日本語では実にシンプルで「右の舷」であるが、英語では "starboard" という。これはかつて右舷側の船尾に操舵用のオールがあったため、舵(steerboard)がある側ということで、それが訛って "starboard" と言う。
オールを傷つけないために、接弦は必ず左舷で行ない、荷物や人の行き来も左舷から行なった。このため、左舷は低俗な側となり、反対の右舷は神聖な側となった。このため、神棚や礼拝所はず右舷に設けられる。外国に入港する際は敬意を表し、入港国の国旗を右舷に、自分達の国旗を左舷に掲げるのが慣習となっている。また、船長は必ず右舷側におり、船長室も右舷側にある。海軍でも、沖に錨泊している艦から船長や司令官が乗下艦する場合は右舷梯を使い、それ以外の者は左舷梯を使う。こちらは今の海上自衛隊でも行なわれている慣習である。しかし、右舷後部甲板を艦長の散歩場所とする慣習は廃れている。
船は車と違い条約で定められているため、世界共通で右側航行である。これも右舷側に舵があった時代の名残によるもので、左舷に舵をとる(面舵)方が舵が効きやすいためであり、相手船を右舷側に見る船が避航することになっているためである。
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