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ヤマハの開発した音声合成エンジンVOCALOIDの第二版。本格的な普及が始まった最初のバージョンである。
VOCALOID(1)と同様、人間の声の録音をデータベースとし、このデータを加工することで合成音声で歌声を実現させるシステムである。
楽器メーカーのヤマハらしく、「喋らせる」のではなく「歌わせる」ことを前提に開発されたシステムであるため、VOCALOID2は自然な歌声を実現させている。
アイドルポップス/ダンス系ポップスを得意とする。音声は藤田咲が担当した。
可愛らしい声が人気で、一世を風靡した。
「初音ミク・アペンド」という追加音声データベースも登場。
ロック、ポップス、歌謡曲や演歌などに対応する。音声は下田麻美が担当した。
下田麻美らしく、さ行の発音がおかしい。また、調整が非常に難しく、VOCALOIDシリーズ初心者には向いていないようである。そこで、これを改善した「act.2」に更新されたが、こちらは当初標榜したコンセプトであるパンチ力が弱く、評判が悪いようである。
「鏡音リンレン・アペンド」という追加音声データベースも登場。
ジャズ、ハウス、ダンス音楽などに対応する。音声は浅川悠が担当した。
英語のデータベースも搭載されており、英語で歌うこともできる。
これを著している時点では「巡音ルカ・アペンド」は無いが、登場するのではないかとの噂が根強い。
非常に美声であり、日本でも人気がある。
が、パッケージイラストにクラクラする日本人多し。日本では「モチベーションを上げるため」、アニメチックに脳内変換した「脳内Ann」なる二次創作が流行した。
SWEET ANNは顔が濃すぎてイメージ戦略に明らかな失敗があったせいか、BIG-ALは日本のマンガ/アニメ風なパッケージイラストとなった。
デモ版では声はMichael Kingだったが、製品版はFrank Sanderson(POWER_FX社の契約社員)が担当。イラストはAsh Geogrickが担当で、キャラ名も「Big Al」とのこと。25歳、193cm、86kgという長身の設定があるらしい。
スウェーデンのPOWER FX製品は、日本ではクリプトン・フューチャー・メディアが扱っている。
音声は、英語圏のプロのソプラノ歌手が担当したとされる。
古くは初音ミクの顔を欧米風に濃くしたような絵が使われていたが、評判が悪かったらしく、2010(平成22)年2月の出荷分よりFinal Fantasy風の美麗な絵に差し替えられた。
声質は日本の巡音ルカやMegpoid(GUMI)に近い。
イギリスのZERO-G製品は、日本ではクリプトン・フューチャー・メディアが扱っている。
低音域を得意とする。音声は日本の男性シンガーソングライターGackt(現GACKT)が担当した。
イメージキャラクターは三浦建太郎作画の「神威がくぽ」。
音声は日本の女性声優、歌手の中島愛が担当した。
音声は日本の女性歌手のyuri(音楽グループ「m.o.v.e」(ムーヴ)所属)が担当した。
イメージキャラクターは、KEI作画の「Lily」。
音声は「ひらけ!ポンキッキ」等で活躍のガチャピン。実際には、二代目声優の雨宮玖二子と思われる。
イメージキャラクターは、ガチャピンを擬人化したオリジナルキャラの少年で名前はリュウト。
実際の小学生の声が売りの製品。
イメージキャラクターは歌愛ユキ。
音声はVOCALOIDの開発に関わってきた実力派シンガーが担当した。
イメージキャラクターは氷山キヨテル。
アーティスト参加型の新シリーズ第一弾。音声は、元SUPERCARのボーカリスト、フルカワミキが担当した。
イメージキャラクターはmiki。
イメージキャラクターはokama作画の「猫村いろは」。
音声は日本人女性と思われるが非公開。キャラはハローキティではなくキティラー(ハローキティ愛好者)であるので、音声担当はキティちゃん声優の林原めぐみではない。
ここは萌えの国、日本である。
有史以来、萌えキャラとあっては、神話の神様にさえアレなことやコレなことをしてきたお国柄。当然、このVOCALOIDキャラも、同様のことをされる。
ミクは当然、男性に愛されたが、女性ファンも増えた。
ネギ振りなどという大誤算はあったが、男女問わずファンを持つに至ったことは、ミクの癖のない可愛らしさが功を奏した結果であろう。
初音ミク登場後に広く知られるようになったVOCALOID(1)製品。
VOCALOID(1)だったMEIKOは、その声質から、ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)といった熱い曲の歌手としてニコニコ動画で愛された。
キャラ的には、なぜか酒豪という設定が追加されるが、ワンカップP作品あたりの影響が強いものと見られる。なお、ママローヤルαは100%確実にワンカップP作品由来である。
ちなみに、萌え声でアイドルソングを歌う動画もあり、特に21世紀まで愛してのカバーは、熱狂的なファンを抱えるに至っている。
当時大失敗とされたVOCALOID(1)だったKAITOであるが、最近は「同じように」などの名曲も幾つかあり、見直されている製品である。
キャラ的には、アホキャラ扱いをされている。なぜか、アイスが好き、という設定も追加されてしまった。
男性ファンはそれほど多くはないようで、KAITO作品には腐女子が多い印象である。
実際、KAITOによるガチャガチャきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイトのカバーは、腐女子が大量に押し寄せているようである。
ネタ曲ばかりが作られ食傷気味となり、もって「KAITOを使った場合は真面目な曲」という無言の圧力が作曲家に科せられるように、なったりもしたらしい。難儀なことである。
鏡音レンは男の子なので、恐らく女性に愛されているはずである。
のみならず、可愛い男の子はすなわちショタなのであり、男の子を愛でる趣味の人、つまりショタコンが興味を示した。実は、ショタコンというのは、男性が多いのである。
かたや女。もとい女性は、どうやらネット界隈では腐女子の方が多かったらしく、KAITOにお熱。
例えば、「レンによるガチャガチャきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイトのカバー」のようにショタを強調した動画が多い。
他には、ミク向けの曲をレンに歌わせるケースがあり、例えば「世界で一番おひめさま」で始まる「ワールドイズマイン」を敢えてレンに歌わせて「世界で一番おひめさまは僕!」などとやるのが趣向であるらしい。
かくして、これら動画で「新しい自分」に目覚めたショタコン男性が増産されている模様。合い言葉は「こんにちは新しい俺」 。
神威がくぽは、中の人が前面に出ており、Gackt(現GACKT)ファンに、がくぽファンが多いと見られている。
発売前から「ナス」という非公式設定が加えられていた。
ちなみに、非公式設定ではナスは乗り物で、お盆のナス(牛)であり、名前は「ヨイチ」とかいうらしい。
ある日いきなり発表されたのが、この製品である。
9歳の幼女と、その担任の先生という設定で女声・男声の製品二つが同時発売となった。
ランドセルを背負った幼女のパッケージは何の冗談かと思われたが、本当に発売された。そして、その担任の先生だそうである。いけない同人誌が沢山出そうな勢いである。
完全にネタ製品扱いで、実際には殆ど売れて無さそうである。
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