ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
時に、長い訓読みがあるとして話題に上がる字。
大漢和辞典には、次のように書かれている。
【霱】 42462 イツ イチ 〔集韻〕允律切 ※韻の説明は「質、入聲」
㊀めでたいくも。通󠄁じて矞(8-23863)に作る。〔集韻〕霱、卿󠄀雲謂㆓之矞㆒、通󠄁作㆑矞。
㊁三色のくも。〔西京雜記、五〕雲則五色而爲㆑慶、三色而爲㆑霱。
康熙字典網上版には、次のように書かれている。
霱 〔廣韻〕餘律切〔集韻〕允律切〔韻會〕〔正韻〕以律切𡘋音󠄁聿〔廣韻〕霱雲瑞雲本亦作矞又〔集韻〕卿󠄀雲謂之矞〔西京雜記〕雲三色爲霱
音は反切で、廣韻が「餘律」、集韻が「允律」、韻會と正韻が「以律」とし、正韻は直音法で音を「聿」と同じとする。
JIS X 0208にはなく、JIS X 0212(補助漢字)で収録されたものの、JIS X 0213では収録されなかった微妙な字である。
「なんだかとっても!いいかんじ」では、「めでたいくも」という訓読みを与えている。この典拠は「漢字部屋2」に訓として記されていたことによる。漢字部屋は、参考文献として大漢和辞典、漢字源、新大字典、新漢語林、中華字海を挙げているが、訓を拾った元を明らかにしていない。
恐らく、大漢和辞典にあった義「めでたいくも」をそのまま当該サイトが訓としたものと思われる。訓読みとしては全く熟しておらず、コンセンサスも得られていない。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます