読み:???
品詞:慣用単漢字

JIS漢字表に存在する「幽霊文字」の一つ。

目次

漢字

u6327

  • 部首: 手 + 6画
  • 総画: 9画

意義

音義不詳。

字源

漢字字典にない文字で、出典が「国土地理協会 国土行政区画総覧(1951年初号、加除式で現在に至る)」とされているがここにないため、幽霊文字として扱われていた。

幽霊文字について調査した資料、「JIS X 0208:1997附属書7(参考)」の「区点位置詳説」、292ページの2.101は、「典拠 対応分析結果"国土"欄(1回) 国土中に発見できず。"(59-59)"の誤写かとも疑われる。木偏と手偏の交替は、古来例が多い。」「暗合 中国の"姓氏詞典"(1991)に"太平図和姓氏綜"から"挧 yŭ"を引く。"中華字海"に"音羽 姓"とある。日本地名大辞典*の福井県には"挧谷"があるが、現地の役所によれば"栩谷"(トチダニ・トッタニ)。」としている。

発音

概要

この字は、JIS漢字にも収載された「栩」(59区59点)の誤写ではないかとする説が有力である。

たまたま「中華字海」などに同形の字があるが、直接の関係は無いと見られる。

木羽

誤字の元字と考えられる「栩」は、地名にある。

かつての「徳島県麻植郡美郷村大字東山字栩谷」後の「徳島県吉野川市美郷栩谷」や、「京都府京都市北区西賀茂栩谷」などに用例がある。

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