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JIS漢字表に存在する「幽霊文字」の一つ。
音義不詳。
漢字字典にない文字で、出典が「国土地理協会 国土行政区画総覧(1951年初号、加除式で現在に至る)」とされているがここにないため、幽霊文字として扱われていた。
幽霊文字について調査した資料、「JIS X 0208:1997附属書7(参考)」の「区点位置詳説」、292ページの2.101は、「典拠 対応分析結果"国土"欄(1回) 国土中に発見できず。"
この字は、JIS漢字にも収載された「栩」(59区59点)の誤写ではないかとする説が有力である。
たまたま「中華字海」などに同形の字があるが、直接の関係は無いと見られる。
誤字の元字と考えられる「栩」は、地名にある。
かつての「徳島県麻植郡美郷村大字東山字栩谷」後の「徳島県吉野川市美郷栩谷」や、「京都府京都市北区西賀茂栩谷」などに用例がある。
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