天下万民の罪を祓う神事。平安時代、7世紀末の第40代天武天皇の時代に成立したとされる儀式である。
半年に一回、6月の晦日に「夏越しの大祓」、12月の晦日に「年越しの大祓」を、日本全国の神社で同日に斎行する。
元々は旧暦で実施されていたが現在は新暦で実施されており、現在は全国の神社にて、6月30日に「夏越大祓式」、12月31日に「年越大祓式」がそれぞれ挙行されている。
大祓では、神職が大祓詞を奏上する。
人の形をした形代(かたしろ)に天津罪や国津罪による罪穢れを遷し、これを焚き上げる、または心字池に流し、祓い清める。
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