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時に、長い訓読みがあるとして話題に上がる字。
腰を掛ける。
大漢和辞典には、次のように書かれている。
【呮】 3450 キ 〔篇海〕去至切 ※韻の説明は「寘、去聲」
腰をかける。〔篇海〕呮、垂㆑足坐也。
大漢和では単に腰を掛けると訳されているが、篇海の説明を直訳すれば「足を垂らして座る」となる。
康熙字典網上版には、次のように書かれている。
呮 〔篇海〕去至切音󠄁跂垂足坐也
音は反切で「去至」、直音法で「跂」と同じとする。
JIS X 0208にはなく、JIS X 0212(補助漢字)で収録されたものの、JIS X 0213では収録されなかった微妙な字である。
「なんだかとっても!いいかんじ」では、「あしをぶらぶらさせてこしかける」という訓読みを与えている。この典拠は「漢字部屋」に訓として記されていたことによる。漢字部屋は、参考文献として大漢和辞典、漢字源、新大字典、新漢語林、中華字海を挙げているが、訓を拾った元を明らかにしていない。
大漢和辞典は単に「腰をかける」であるので直接の典拠ではないと見られる。篇海に「垂㆑足坐也」とあることから、これを訳した結果が「あしをぶらぶらさせてこしかける」であった可能性はある。
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